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2015-2016年度 ロータリー地区補助金奨学生 第4回報告


ロータリー地区補助金奨学生
家田絵麻(イギリス)

最終報告書
第4回報告 [PDF版]
 

昨年の9月14日に渡航し、9月28日からブライトン大学院の英語教授法とICTの修士課程、Master of Arts in Teaching English to Speakers of Other Languages with Information and Communication Technologies (TESOL with ICT)の勉強が始まりました。大学院での勉学と生活は、毎日が新鮮で英国文化にとどまらず他国の文化や言語の面で新しい発見がありました。

私が取得した修士課程は前期と後期を合わせて6つの授業で構成されており、それに加えて最終課題となる修士論文を9月末までに仕上げることになっていました。私が一年間を通して受講していた授業について説明したいと思います。

  1. 1. English Language Teaching Materials 

この授業では効果的な英語学習を行うために必然な教材をどの様に選び、使用し、サポートするのか、また自己の教材設計を支えるプロセスと原則について学び、教材面からの英語教育の理解度を高めました。

  1. 2. Exploring Second Language Teaching

この授業は現代英語教育の教室で教える際の重要な側面を探るという、とても意味深い内容を把握しなければならない授業でした。英語教育における最近の開発の観点から四つの領域となる学習者のニーズや属性、英語教育の進化、デザインと配信、教室の相互作用と管理、そして第二言語コース設計、および配信における社会的文脈の役割などを学びました。

  1. 3. Language Teaching and Technology

この授業では第二言語学習の分野で利用可能な技術、アプリケーションおよびツールを探求し、言語学習と教育への統合のためのモデルを学習しました。

  1. 4. Teaching English as an International Language

この授業では英語の起源、発展と普及を考慮し、非ネイティブの英語圏の国や地域社会内での英語使用の調査、また英語とその新興品種のグローバルな広がりの両方に関連付けられている、文化的、技術的、政治的、経済問題の探査をし、英語教育の実践のための上記の意味の探求を学びました。

  1. 5. Research Methods for Investigating Second Language Teaching and Learning

この授業では修士課程で行う研究の際必要となる様々な知識、研究方法、ツールを学びました。

  1. 6. Investigating Classroom Practices

この授業では指定されたブライトンの学校を訪れ、授業観察をするフィールドワークが課題としてありました。実際の英語教室の観察を行い、英語教育の要素の詳細な分析を行い、学んだことをプレゼンテーションで発表しました。

  1. 7. Dissertation

自ら選んだ分野でスーパーバイザの指導の下小規模な研究を行い、論文を製作しました。

私の論文題名は「An Exploration into Teachers’ Beliefs and Attitudes to the Development of Intercultural Communicative Competence in Japanese Telecollaborative Projects」
「日本のオンライン異文化交流プロジェクトにおける異文化間コミュニケーション能力(ICC) の開発に対して教師の信念と態度への探査」

このように各授業がとても内容が深く、それぞれクリティカルな視点から学ばなければいけなかった為、毎回プレゼンテーション、ディスカッション等、実践的な授業内容で理解度を深めました。そして、興味を持っている分野について最終的には修士論文以外はそれぞれ4,000字エッセイを書かなければなりませんでした。1年で課程を終えるフルタイムの修士課程だったため、エッセイ提出が前期も後期も重なり、とてもハードな毎日を送りました。これが私の留学生活の中で、最も大変だった思い出です。しかし、様々な出身と経歴をもつ多様性のある人脈と意見交換ができ、視野が広がったことと同時に、一緒に学ぶ楽しさを通して、沢山の事を学びました。日々共に勉強することの大切さを感じることができ、これが私の中で最も印象深い思い出になりました。さらに、コース仲間の他、この留学生活をより良いものにしてくれたのは寮で出会った優しい人々でした。ブライトン大学の寮で共に一年間生活し、私と同様に修士コースを受講している留学生だったので、夕食など寮のメンバーが集まる際には国際情勢について意見交換したり、異文化交流を交換を行ったり、とても有意義な時間を過ごすことができました。また、お互いを助け合い、励まし合いながら勉学に挑み、忙しくも充実した日々を過ごすことができました。これらの仲間、大学教師、すべての人との出会いに感謝しています。ブライトン大学は人気の南岸リゾート地に位置しており、安全でフレンドリーな雰囲気の街で、海やサウスダウンズという美しい田舎町も直ぐそばにあります。その様な環境においての忙しい学生生活の中で、余裕がある時は積極的にこのような場所にも足を運ぶことを心掛けました。

今回はイギリスで修士課程を取得するということだけではなく、文化、教育、大学の授業の在り方や雰囲気など、様々な観点からイギリスを見ることをできました。また、イギリスから見た日本についても学ぶこともでき、将来日本における英語教育実践にどのよう携わればいいのかと再び考え直すことができました。今回の留学では人に助けられ、人の優しさにたくさん触れた1年間となりました。また、自分自身も精神面においても大きく成長できたと思います。この留学は私の人生で忘れることの出来ないかけがえのない宝物となりました。

ロータリー活動につきましては、主にRotary Club of Brighton の訪問となりました。このロータリークラブが主催した「Quiz Night」を始めとして、様々な例会に招き頂きとても楽しい、また勉強となる訪問になりました。ブライトンで活動している数多くのチャリティークラブを支援していることや、多種多様なイベントを主催することでメンバー同士だけの絆だけではなく、ブライトンに滞在している人々との?がりをも大切にすることをモットーにしているというクラブの精神に少しも触れることができ、とても光栄に思いました。そして、微力ではありますが、少しでも佐賀・長崎について知って頂けるようにと行った私のプレゼンテーションも暖かい支援の中無事に終わらせることが出来ました。

最後になりますが、私がこうしてイギリスで修士課程をとることができたこと、様々な経験や、素晴らしい宝物を手に日本へ帰国できたことも、国際ロータリー2740地区のご支援があってのことです。改めて感謝申し上げます。

(上)ブライトン大学内

(上) 修士論文のスーパーバイザーと一緒に

(上) MA TESOL with ICT のコースの先生方

(上) コース仲間

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