国際ロータリー第2740地区オフィシャルウェブサイト

2016-2017年度 2740地区グローバル奨学生 第2回報告


2740地区グローバル奨学生
片岡 一生(イギリス)

第2回留学レポート
第2回報告 [PDF版]

 12月~1月にかけて1学期の学期論文を執筆した後、2月から2学期が始まりました。今は5月末の2学期論文の締め切りに向けて、準備を進めています。2学期は選択科目を履修するため、別コースの生徒と交流する機会が増えました。今まで以上に多様性に富んだ仲間と議論をすることは、新たな価値観を得られる一方、高いコミュニケーション能力が要求されるように感じました。英国開発学研究所には、51カ国から生徒が集まっています。こういった議論の場を創れることが、この研究所の強みだと思います。

 私はコースの必須科目に合わせて、2学期前半にImpact Evaluation(プロジェクトの評価方法)、後半にNutrition(開発と栄養)を選択しました。Impact Evaluationの講義では、4?5人のチームが編成され、毎週テーマに基づいてプレゼン発表をしました。私のチームは、英国人・エジプト人・インド人・メキシコ人・日本人(私)で構成され、週2回の会議を重ねました。初めは発言の正当性より声の大きさが優先される流れに戸惑いながらも、途中からまとめ役として持ち味を発揮できたと思います。実務的なシミュレーションだったので、大学院修了後の仕事に活かせそうです。

 また、ロータリー財団本部から許可を頂いて、2月からオックスフォード大学ブラバトニック公共政策大学院の短期コースも受講しました。先週無事に修了したところです。国家が共通して経る貧困から繁栄までの過程を学び、全体主義や民主主義の特徴を理解しました。担当教授のポール・コリアー氏は、私が大学時代『最底辺の10億人』という書籍を通じて影響を受けた方です。このような形で講義を受けることができて嬉しかったです。

 同月にスコットランド南部のアバディーン市を訪問しました。友人が地元の病院で働いていて部屋に招待してくれました。アバディーンといえば、トーマス・グラバーの故郷です。中心街からバスで30分行った住宅街に彼の生家はあり、三菱重工が購入した後、現在はアバディーン市に管理されています。入口に掲げられた「スコティッシュ・サムライ」の文字を見て心が震えました。敷地内には、地元のアバディーン・バルガウニーRCによって、長崎到着150周年を記念する植樹がされていて、ロータリーを通じた両都市の友好関係にも触れることができました。

 これから8月までは、論文執筆に没頭する期間となります。修士論文は、開発途上国における「中都市(Sub-metropolitan city)の中小企業が担う雇用創出」について研究する予定で、今それに必要な知識や問題背景を整理しています。修了後は、途上国の民間セクター開発に携わる予定なので、論文の内容は仕事で扱うプロジェクトにも関係してきそうです。

 最近ロータリーRCの例会には、月1・2度出席させてもらっています。例会の内容は、日々企画しているイベントやプロジェクトの進捗報告がメインです。先月は、英国・フランス・ベルギーにある3つのRCがブリュッセルに集まって合同例会と交流会を開催したそうです。私自身、今年に入って社会奉仕活動に参加する機会が取れなくなってきましたが、ロータリアンの方々が近況を気遣ってくれるので大変心強いです。引き続き、奨学生として精一杯勉学に励んでいきます。今後とも、よろしくお願いいたします。

2740地区グローバル奨学生 片岡 一生

2015-2016年度 2740地区グローバル奨学生 第2回報告 [PDF]

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